川越城【名城:No.19】

名城100選

2023年3月上旬、外に出かけるのが楽しくなる季節になりました。
電車に揺られて約40分、「本川越駅」に到着。
その後、路線バスに乗って約10分で「博物館・美術館前」に到着。
そこから約3分くらい掛けて歩いて行くと・・・。

川越城に着きました!
道路を挟んで反対側でしたので、すぐにたどり着けました。

簡単な歴史解説

室町時代(関東管領による築城と名称)

室町幕府によって関東地方を統治する鎌倉府が設置されていましたが、
中期頃になると鎌倉公方・足利氏と関東管領・上杉氏の間で揉め事が生じ始めます。
その後、1454年に享徳の乱が勃発し、足利氏は鎌倉を追われ古河に拠点を置くようになり、
上杉氏と関東を二分して対立し始めました。
(古河に拠点を置いたことで、足利氏は古河公方と呼ばれるようになりました。)
そして、古河公方の勢力に対抗するため、上杉氏は家臣の太田道真・道灌の親子に命じて
1457年に築城しました。

(この時期は、「河越城」と呼ばれ、別名として「初雁城」や「霧隠城」とも呼ばれていました。)
その後、1487年に長享の乱が勃発し、上杉氏は山内上杉氏・扇谷上杉氏に二分し
両者は対立することになります。

戦国時代(北条氏の台頭)

長享の乱が勃発した頃、北条早雲が相模国を制圧していました。
その後、1518年に家督を受け継いだ北条氏綱が武蔵国を侵攻し
1524年に扇谷上杉氏が支配していた江戸城を、翌年には岩槻城を制圧します。
そして、1537年には河越城も制圧しました。

1541年、北条氏の台頭を快く思っていない扇谷上杉氏は河越城を奪取する為に、かつて争っていた古河公方・足利氏と山内上杉氏と手を組み、1545年に8万の大軍で包囲しました。
(また、同時に今川氏と甲斐武田氏と手を組み、挟み撃ちにしています。)
ですが、河越城を守っていた北条綱成の抵抗が半年も続き、
その間に今川氏と北条氏と甲斐武田氏が休戦協定を結びました。
そして、1546年に北条氏康が河越城に救援として駆けつけ、足利・上杉連合を夜襲で撃退します。
(これが、日本三大夜戦の1つである「河越夜戦」です。)
この戦によって、北条氏による武蔵国の支配は盤石となりました。
(その後、北条氏の家臣である大道寺氏が治めるようになります。)

安土桃山時代(北条氏の滅亡)

1590年の豊臣秀吉による小田原征伐では、河越城を守っていた大道寺政繁が
上野国まで出陣して迎え撃ちますが降伏し、前田利家の軍勢が入城します。
同年8月、徳川家康が関東に移封されたのに伴い、譜代筆頭の酒井重忠が移封させられました。

江戸時代(川越藩の成立と発展)

江戸時代になると川越藩が設置され、時代と共に藩主は替わっていきますが、
川越城を中心に城下町が形成され、小江戸と称されるようになります。

(この頃から「河越」から「川越」という表記になりました。)
1639年、当時の藩主である大河内松平家の松平信綱によって大拡張工事が行われます。
その際、多くの曲輪が設けられ、近代的な城郭となりました。
1848年には、結城松平家の松平斉典によって本丸御殿が造られました。
(この御殿は、今も現存しており一般公開されています。)

明治時代~現代まで

1868年、松井松平家の松平康英が明治政府に恭順の意を示すために堀を埋めます。
その後、1873年の廃城令に伴い川越城内の不用・破損となった建物が売られました。
1924年に川越城跡が県指定史跡になり、
1967年には本丸御殿が県指定有形文化財に指定されました。

現在では、本丸御殿を中心に「初雁城址公園」として公開されており、
それ以外の遺構の一部は川越市内に跡地として残っています。

他の写真

「本丸跡」です。左右には、復元された土塁があります。
このまま進むと、本丸御殿があります。

「本丸御殿」です。中に入って見ることができます。
終了間際でもあった為、あまり人が居ませんでした。

「本丸跡」を道路を挟んで反対側にある「川越市立美術館」です。
遅い時間帯でしたので、中には入りませんでした。

「本丸跡」の近くにある「三芳野神社」です。童謡【とうりゃんせ】の発祥の地とされています。

「本丸跡」を出て道路沿いを約10分掛けて歩くと「中ノ門堀跡」に着きました。
住宅地の一部として残っていますが、結構深くて立派な造りとなっています。

「本丸跡」と「中ノ門堀跡」の間にある道路を歩くと「富士見櫓跡」がありました。
この上には稲荷神社がありますが、当時は工事をしていたので上がることができませんでした。
(他の場所から行くこともできますが、今回は遅かったのもあり行くのを止めました。)

スタンプ設置場所と御城印販売場所

スタンプ設置場所:川越城本丸御殿 ※押す際、入館料が必要となります。
御城印販売場所:1.川越城本丸御殿
※受付にて購入することができます。
        2.川越市立博物館

アクセス

交通機関:1.東京駅から大手町駅まで、「徒歩」で約5分
     2.大手町駅から高田馬場駅まで、「地下鉄」で約15分
     3.高田馬場駅から本川越駅まで、「電車」で約1時間
     4.本川越駅から「博物館・美術館前」まで、「バス」で約10分
     5.降車後、現地まで「徒歩」で約3分

終わりに

あれから、約2年ほど経ちました。
天候は悪かったですが、写真は撮りやすかったです。
本丸御殿の中は意外と広く、説明もしっかりしていて見応えがありました。
また、城下町もしっかりしており、そこに行くだけでも楽しめました。

都心からも近いので、どこかのタイミングで再度行こうと思います。
その時は、城下町をもっと散策したいと思います。

・・・さて、今日はここまで。次回も、お楽しみに!

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